Ayameikeあやめ池 井上雅由

Saturday, December 23, 2006

あやめ池のヒマラヤスギを守る


あやめ池のシンボルの一つ“ヒマラヤスギ”を守ろう

 奈良市は近鉄所有のあやめ池下池を半分埋め立てて、
都市計画道路の位置を北側に変更して道路を建設すると発表しました。
 あやめ池には多くの緑が残っていますが、今回の下池を半分埋め、
道路の位置を変更する計画で何本の木々を伐ってしまうのでしょうか?
 菖蒲池駅から北を眺めると、目前にヒマラヤスギが数本、続いて桜の並木、
遠くにメタセコイヤの林があります。ヒマラヤスギはメタセコイヤ、桜と並ぶ、
あやめ池のシンボルとなっている樹木です。
 この“ヒマラヤスギ”は12月、クリスマスのシーズンには
綺麗に飾り付けられてすばらしいクリスマスツリーとして
菖蒲池駅の乗降客を楽しませてくれました。
その飾りのコードは永い年月の間に巨樹に成長しコードを取り込み、樹木と一体化しております。
「奈良市巨樹等の保存及び緑化の推進に関する条例」に基づいて
保存するに匹敵するほどの木々です。
 今、これらの“ヒマラヤスギ”が危機に瀕しています。
 これらの木々は今回変更する道路計画のルート上にあり、伐るか移植するかが必要となるようです。
移植することは大手術であり、たいへんなリスクがあります。 
あやめ池のシンボルの一つであるこれらの“ヒマラヤスギ”を失うことは
あやめ池地域の価値を低下させることになります。 
“ヒマラヤスギ”を守るための行動を起こします。

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